【社長夫人ってほんとに厄介】副社長のお気に入りにならないと一日中叱責される!?


副社長のお気に入りにならないと一日中叱責される!?

当時働いていた会社は、直属の上司が副社長(社長夫人)で、中間管理職がほぼほぼいないような小さな会社でした。

そしてその副社長というのがなかなかの曲者でした。

入社当初は感じが良く、優しい印象でした。

しかし蓋を開けてみれば、どんな小さなことでも報告連絡相談、ミスがあればとことん追求叱責、社長副社長の指示には絶対服従、というようなパワハラが横行していました。

当然離職率も高くどんどん人が辞めていき、入社して3ヶ月後には先輩が全員いなくなりました。

入社当初、先輩から「副社長のことを信じてはだめだよ」と言われたことの意味がようやく分かりました。

私は、神経をすり減らして働く毎日に嫌気が差し心身にも影響が出てきた為、何とかこの環境を変えようと試みました。私がやったことは以下の2つです。

1つ目は相手の気持ちになって考えること。

正直この段階で副社長のことが大嫌いで話もしたくありませんでした。

ですが無駄な関わりを持ちたくないという一心で、相手の行動パターンを把握しどういった行動が相手の地雷を踏むのかを探りました。

その結果、地雷を踏まないような行動ができようになりとばっちりを受けることが減りました。

いつも叱責を受けるときは1日かかってようやく許してもらえる、というようなときもあったので、それがないというだけで精神的ダメージが少なかったです。

しかもこの予測するという心がけは結果としてお客様対応にも役立ちました。

2つ目にやったことは、自分の気持ちに素直になることです。

割り切るという言葉の方が正しいのかもしれません。

この人はこういう人なんだから変えるのは難しい、だったら自分が変わろう、というように気持ちを切り替えていきました。

この段階で3年後には転職すると決めていたので、「辞めることは悪いことではない・逃げではない」、と自分の気持ちに素直になって黙々と業務にあたりました。

それでもやはりたまにミスをしてしまうこともあり、怒られることもありました。

そんなときは、とにかく素早く謝罪→言い訳せずミスした原因について報告→解決策の提案、を相手に指摘される隙を与えないよう畳み掛けるようにして伝えました。

その際に、自分の思ったことを半分伝えるように心がけました。

すると、これが功を奏したのか、自分の気持ちを伝えることによって相手が勝手に自分に心を開いてくれた、と勘違いしてくれました。

すると敵対心が軽減されたのか、その後の仕事がやりやすくなり結果的にその職場で5年勤めることに繋がりました。

どこの職場にも嫌な人は必ずいるものです。

そういった人を心変わりさせるには労力がいるしリスキーです。

私はそういった人がいたらまずは一線引き、自分がいかにダメージを受けずに仕事ができるかを考え付き合っていくことに決めています。

相手のことを苦手に思ってもそういう態度を取ると相手も私自身に苦手意識を持ってしまって、たちまち敵認定されてしまいます。

そうすると仕事をやりにくくすることに繋がってしまうので表面上だけでも仲良くするようにしています。

たとえ傷つけるようなことをされたり言われても真に受けない、そういう風にしていかないと自分を守れない可哀想な人なんだという目で見るくらいで十分です。

時にどうしても我慢ならないことを言われたりされたりしたら、思っていることの半分を伝えてみるのもありだと思います。

自分ファースト、そのくらいの気持ちで働いていいんだと思える経験でした。

*お寄せいただいた体験談をそのまま掲載しています。

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