お弁当工場で仕事が遅いと言いふらす同僚
夜間にお弁当を作る仕事を以前しておりました。
そのときに仕事のスピードが早い人、遅い人がおり、私は遅いほうの人間でした。
自分のなかではそれでも必死に仕事をこなしていたつもりです。
私は弁当のパックにおかずを詰めていく作業をしていましたが、職場の仕事のはやい人(その人もパート)に陰口を言われている現場を偶然見たことがありました。
また○○さんが仕事をサボってる、と、他のパートさんに私のことを言っていました。
その人に関しては日頃から他の人の悪口を言っているのも聞いたことがあったので、その現場に出くわしたときはやっぱりそういう人なんだなと思いました。
私は彼女に「それは心外です」とその場で言いました。
私は私で必死に仕事をしているのに、サボってるなんて言われたらたまったもんじゃありません。
彼女はとても驚いた顔をしていました。おそらく私が聞いていたのも予想外だっただろうし、言い返してくるとも思っていなかったような感じでした。
だけどその後に気まずそうな態度になり、仕事が終わったあとに、ちょっと言い過ぎたと話しかけてきたので、あのときに怒ってよかったと私は思いました。
人によっては怒ったところで謝らないかもしれないし、反論してくるかもしれません。
悪口に毎度噛みつくのは大変だし、スルースキルも時には必要だと思います。
ただ、どんな方にだって、許せる限度ってあると思うのです。私が彼女にキレたのも彼女の普段の行いを見ていて、積もるに積もった不満の末に、堪忍袋の緒が切れた、といった感じでした。
仕事が遅いという理由で会社側が私を解雇したいと言うならそれは仕方のないことです。
だけれど私は彼女に雇われているわけでもないのです。
職場にはいろんな性格のいろんな人がいるとは思いますが、本当に許せないと思ったときは怒ることも私は必要だと思います。
こちらだってキレる必要がないなら心穏やかでいたいですが、こちらが何も言い返さないことを良いことに、マウントを取ったり、不愉快なことを言ってくる方というのは実際にいるからです。
一番は必要最低限しか関わらない。
ある程度の距離感を持つ。そして本当に許せないときにだけ怒る。
怒っても次の日の仕事には引きずらない。それに尽きます。
仕事は遊びではないです。
生活のために働いているのだからある程度はそれも仕事だと割り切るしかないです。
ただ、本当に、誰かが原因で精神的に追い詰められたり、病むようだったら、思い切って転職するのもいいと思います。
職場の人間関係を苦に自殺まで考えてしまう人も現実的にいるからです。
自分の心と体を守れるのは自分だけ。
他にも同じ工場内で誰が悪口を言った、言ってない、のようなことでパート同士の揉め事があったことがありました。
女性ばかりの職場ってどこもそんな感じなのかなと度々思うときがあります。
とにかく仕事は仕事。
そこでの人間関係は友人ではありません。
なんなら無理してまわりに好かれよう等思うこともありません。
仕事をしに行っているのだから。
相手を不愉快にさせない態度でその日の仕事を全うすることだけを考える。
私のなかではそれを念頭に置いて当時は仕事をしていたように思います。
仕事でストレスが溜まる方は、仕事と家の往復だけではなく、趣味を持つこともオススメします。
私はネットで音楽の創作活動をしていましたが、趣味があったから、当時の仕事を頑張れたと今でも思います。
仕事はお金を稼ぐもの。鬱憤の捌け口は各々自分で作るものです。
＊お寄せいただいた体験談をそのまま掲載しています。
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