履歴書や職務経歴書やキャリアシートの誤字脱字と不適切な表現は修正するべき?
履歴書や職務経歴書やキャリアシートの誤字脱字と不適切な表現は必ず修正するべきものですが、必ず起きてしまうものです。
見落としてしまった場合にその影響度を考えてみましょう。
誤字(変換ミス)
- 仕事の探し方 →死後との探し方
これはかなり致命的です。単なる漢字変換のミスだけではなくネガティブな印象を持たれてしまいます。
文章チェック機能が反応しないかもしれません。
- 漢字変換のミス→感じ変化nのミス
これはよくあることです。長いセンテンスで気が付かないことは少ないのですが短いものは目視確認で見落とされることがあります。
文章チェック機能などを使えばチェックできるものです。
脱字
- 行っていました。→行っていまた。
これもよくあります。
文章チェック機能で確認できるのでこういうミスは見落とすことは少ないかも知れません。職務経歴書や志望動機などの文章を作成するときには必ず文章チェック機能を使用する方がいいでしょう。
これらのミスは見落としをチェックする能力が低いと捉えられてしまいます。
仕事はミスされるのが一番困ります。
そういう意味では考えることは、
「誤字脱字が失礼にあたる」
ということではなく、
「仕事のやり方が粗いと感じられる」
ということを気にしたほうがいいでしょう。
これ以外に他に気をつけたほうがいいことがあります。
嘘
- アリもしない仕事や実績を書き込む
嘘がバレるわけない、調べるのに手間がかかるから嘘を付いた方が得をすると言っている人もいますが、会話をしてれば違和感や不自然な様子からバレてしまうことが多いと思います。
不特定多数へ発信している文章ではバレるような粗い嘘でも効果を発揮することがありますが、一人ずつ吟味されていくようなケースではほとんど無駄な努力だといえます。
リモート面接となり対面ではなくなったことにより人の表情や筋肉のこわばりが見えなくなってしまったので嘘がバレにくくなってしまいましたが、背景画像に人の家や海外の砂浜を使用するのは絶対にやめた方がいいでしょう。
最もダメなケース
不適切な表記
- 〇〇かもです。
こんな表記を職務経歴書やキャリアシートに書く人はあまりいないと思いますが、こういうのが一番印象が悪いものです。
本当に日本語の細かいニュアンスがここまで人生に影響を与えるのだと分かっているなら小学校のうちから正しい日本語を書けるように塾へ通ったほうが良かったと思います。
大昔より文章を書くことが増えたので幾分まともになりましたが、TwitterやInstagramの時代になってからまた文章能力が低下したはずです。
しかし、いくら長文で書いても不適切な言葉遣いに気が付けないケースも多々ありますので一概には言えません。
この国で仕事を探すときに正しい日本語表記ができることはとても強い味方になります。
外国人の方が上手く使えると確実にプラスアルファで評価がアップします。
逆に日本人で日本語がうまく使えないと印象がかなり悪くなってしまいます。
転職エージェントが一番最初に簡単に分かることはその人の日本語能力でしょう。
会話、文章、一瞬のうちにその人のレベルを理解することができます。
このように最終的に表現力の問題になってきます。
自分を表現するのが苦手な方は早いうちから資格を取って自分の良さをアピールできるようにしておきましょう。