AIではなく人間の判断が必要な理由。どっちがいいか?


 

AIではなく人間の判断が必要な理由。どっちがいいか?

とにかくこれほどまでに変革が大きな年になるとは思わなかった2019年のネットの世界ですが、2018年からじわじわと新しい時代が近寄ってくる感じがありました。

AIが取り上げられたのもこの頃がピークだったと思います。

もう、AIによって人の生活は激変してすべてがAIという謎の物体に吸収されて人間がロボットに置き換わってしまうかのような恐怖だけが広まった時期と言えるかもしれません。

なんとなくイメージするならば、人造人間、アンドロイド、といったものでしょうか?

ただ、Androidというスマホが普及しまくっているのは誰もが知っている事実でありGoogle社が開発したものであることからもAIとGoogleの関係は切っては離せません。

自然言語処理を少しだけ見ていると、なんとなく形態素解析をした単語をマッピングしてニューラルネットワークでどうとかこうとかしてAIで自己学習していけば人間のような思考できるコンピュータが作れるんじゃないのか?

ということが想像できますがそれを実現してしまおうというのがおそらくプランだと思います。

しかし、どうやっても人間と同レベルではなく、ロボットにしては優秀な判断機能をもっているアンドロイドという感じになるのではないかと思います。

人間の思考から学んでいっても人間よりも優れていない思考ロジックを持ったロボットが出来上がるだけです。

それでいてパワーがあり暴走する危険性があるならリスクでしかありません。

自動運転カーも暴走するならリスクしかありません。

人をサポートする機能なら良いですが、なぜ自動にこだわるのか意味が分かりません。

電車を遠隔操作するのは良いと思います。

倉庫のピッキングを自動化するのもいいですが、それでもコストが合わないようで人力でやっているのが現状です。

正直、商売相手は人間であり、お金という経済システムが機能していないと使い物にならないものを得るための手段だというならば、AIが人にとってかわるとか、AIと人間どっちがいいか?などと考えるだけ無駄な時間です。

アンドロイドしか居ない世界でお金儲けをするためにひたすら2台のロボットが嘘の儲け話を持ちあってお互いに勧誘するのです。

そのうち面倒だからじゃんけんで勝ったほうが3000円を貰えることにしようといって、高速後出しジャンケンの性能を競う技術開発が加熱するというくだらない世界しか無いと想像できます。

ようするに目的が人間とお金なので、人の代わりを目指すという今の発想は全く検討違いだということです。

あくまでも人をサポートすることを目的にしないとお金儲けにはならなくなるでしょう。

「世界に人間が一人だけになったらあなたが地球上の全財産を所有することができます。」

「満足ですか?」

ということと似ている気がします。

 

Google検索だけを考えているとネットと店舗や同業者と協力できない!

Google検索ではどちらが上か?

上になったサイトだけが人の目に触れることになります。

それがお客さんの取り合いになったりするととても熾烈な争いとなります。

さらに、Google検索では10位以内に入らないとほとんど見てもらえないのです。

こうなると1サイトでもライバルを蹴落として最終的には自分以外はすべてライバルだというエゴの塊のような考え方になってしまいます。

これは実ビジネスとは全く異なるものです。

もし、実際のビジネスでそんな1社だけが独占で他には一切仕事を回さないなんてことになったら?

それは無理です。

下請けという形になってもライバルに仕事をお願いすることになるでしょう。

実ビジネスではリソースがひつようです。

ネットのように何もリソースが必要ない世界とは異なります。

そのため1社で仕事を受注しすぎてもこなすことができません。

つまり、ライバルと競いながらも協力が必要となってきます。

行政機関が管轄している実ビジネスではあまり競争しすぎて疲弊しすぎないように守ることもあります。

それは自然なことです。

ただ、Google検索のようなとにかく自分のサイトだけが上に行けばいいというエゴの塊のようなやり方でもいいという仕組みができてしまったことにより、ネットはカオスのように混沌としてしまいました。

これがすべてだと思います。

 

SNSでは協力ができる!

おかしな話ですがSNSの世界では協力をした方がいいということが言えます。

なぜなら?

協力したほうが情報が拡散されていくからです。

そういう当たり前の人間本来の行動を取り戻すためにSNSがあるのかもしれません。

もしこのままGoogleだけが支配するネットの世界になったら、ロボットのように行動しなければならなくなってしまうかもしれません。

幸いにしてそのようにはなりませんでしたが、さすがに人々が気がついたのだと思います。

そして、SNSも1社に依存するのはリスクがあるので数社が競い合う状況が良く、実ビジネスに連動していることを忘れてはいけません。

そのようなことを考えると、どう考えても同業者と仲良く協力したほうがいいということに気が付きます。

こんな単純なことに気が付かないのも問題ですが、SNSの場合はそれを悪用して偽の情報を広めることもできてしまいます。

その方がインパクトがあって問題になっているので、SNSでも協力するより、他人を信用してはならないと疑い深くなってしまう傾向になっている気がします。

本来はそのようなことまで管理できればいいのですがそのためにはAIではなく人間が判断しなければなりませんので手間がかかりすぎるので仕方ありません。

ニセの情報があるのは仕方がないことです。

SNSでは信用をチェックするということが少しだけできます。

そんなこともあってGoogle検索に取って代わることとなったのだと思います。

 

SNSが台頭したのは当然のこと

Google検索はニセの情報でも嘘でも恣意的な情報でも、それが条件さえ満たしていれば上位に表示してしまう自動のAIロボットが決めているものです。

だから検索結果を見て上位に出てるからといって信用できないということが言われるようになりました。

そして、片っ端からそのような会社の分からないサイトを消し去ることをはじめました。それが大きな変化となりました。

これによってWEB業界はほとんど形態を変えてしまうことになりました。

今はまだ実感がなくてもおそらくなるでしょう。

それよりはWEB検索という行為をしなくなってしまうほうが早いかもしれません。

WEB検索では電話帳のように調べてそのサイトで情報を探す。

そんな使い方が普通になってきたのだと思います。

Google社も名言していたのですが「価値ある情報を提供できないサイトは残れないだろう。」ということだと思います。

たしかに間違っていません。

そのとおりになっています。

もうSEOをアドバイスすることはできなくなっています。

絶対に思い通りにならないからです。

他のネットを使ったマーケティングを指南する方が無難だからです。

 

結局、AIではなく人間の判断が必要!

ここまでGoogle検索を通してITの世界を考えてきましたが、見えてきたのはやはりAIではどうしようもできないことがあるから、人間の判断が大切だよということがわかりました。

そのためSNSというプラットフォームが台頭して、そこでは人間の判断が全てです。

この人を信じてフォローするということを繰り返していくわけです。

それでフォロワーが多いインフルエンサーなどが登場します。

良い悪いはさておき話題になったことは事実です。

そのためフォロワーを買うようなことには非常に敏感になっているのがプラットフォームです。

ただ、企業SNSを運営するには資本金のようなものでフォロワーが10人では信用がないと思われてしまうのではないかと考える方が多く、すぐに増やそうとします。

本来はフォロワー1000人以下は非表示でいいはずだと思います。

そうなれば無理に増やそうという行為が必要なくなるからです。

フォローするしないというやりとりを人間です。

それはプラットフォームのルールによって異なります。

ルールをうまく決めれば運営企業は成長するでしょうし、失敗すれば失速します。

そういうのをAIでまとめて処理しようというのは大間違いです。

人間が判断して頭を悩ませて試行錯誤してルールを決めていくのが一番いいものができあがるのです。

アタリマエのことです。

人間は1世代が生きている期間は決まっています。

その間にできることは限られています。

そんな歴史があるからといってできることは大して変わりません。

道具やテクノロジーは年月を超えて受け継がれますが、相手にするのが人間である限り1000年経ってもかわりません。

人間には人間が相手にするのが一番楽なのです。

だから、携帯電話でトラブルがあると人に電話するか、SHOPに行くかします。

そうしないと難しいことがほとんどです。

AIチャットやFAQが用意されていて電話番号が見えないように隠されていても本当に企業の評判を下げるだけで印象が悪いだけです。

ネット社会になってこれだけ経つのにやっぱり人間がいいということが分かるわけです。

 

WORDPRESSがSNSになる日も近い!?

おそらく想像している方も多いと思いますがWORDPRESSもSNSになる日も近いでしょう。

SNS機能を実現することはプラグインでできますが、そもそもGoogle検索を通さずに他のサイトと行き来できればいいわけです。

これは簡単でただのリンク集の集まりがあればいいだけです。

ソーシャルブックマークも強力なリンク集です。

WORDPRESSで自動的に関連のあるジャンルのサイトをリンクしていけばいいだけのことです。

Google検索のように順位はありません。

上か下かなどとせせこましく闘う必要もありません。

ドメインパワーを上げたとか吸われたとかどっちが偉い?

みたいなことはありません。

みんなで協力することになるわけです。

昔はそういう世界がありました。

リンク集ってありました。

今では自作自演以外にありません。

自由にやっていいはずです。ただ、ドメインランクがどうこうって言わると損をするかもと思ってリンク集なんて作れません。

でも、そこを一歩踏み出して検索なんて考えないと切り替えて考えればリンクしたほうがいいわけです。

GOOGLE 社がWORDPRESSを欲しがっているかもしれません。

でも、そうなると他のCMSが盛り上がるだけですので同じことです。

結局、大きくなるとそれ以上はもうできない。フラットにならないといけないということなのでしょう。

多様性を残すことが必要だということです。

 

AIによって無くなる仕事?

よくAIによって仕事がなくなると言われていますが、そんなことを心配しても意味がありません。

もうすでに無いです。

結局、AIが人を産めないように人がやらなければ価値が下がる仕事が沢山ありすぎて無理だというわけです。

ATM使用手数料などがとても大きいと考えてそれにしがみついても厳しいと思います。

それはAIというか高性能なIT技術が奪うからです。

つまり、AIが奪う仕事は古いコンピュータがやっていた仕事ということです。

そんなことはアタリマエのことです。

性能がいいコンピュータが登場したから古い処理が遅いコンピュータが入れ替わるというだけのことです。

手数料も安くなるということです。

当然です。

 

しかし、Google社は量子コンピュータを完成させている!

たしかにぬかりはありません。

さすが世界最高峰のITテック企業です。

たしかにGoogle社によって世界中のITテックの仕事はうばわれるでしょう。

ただし、コンピュータ処理によって成し遂げていた部分が入れ替わるだけです。

つまり、単純な昔ながらのITシステム業務は置き換わるかもしれません。

ただ、コンピュータが変わるだけでそこで働く人は変わりません。

ただし、性能が上がるために働く人の人数は減るでしょう。

そうなると誰でもできるITのしごとは減少の一途ということでしょう。

公共インフラもGoogleで実現したら?

信頼できるならいいと思います。コストを抑えられると思います。

国の管理をするようなシステムを任して良いのか?

というところがありますが、民間企業はコスト重視でどんどん利用していくでしょう。

あとはアイデアと食料精算ができればばなんとかなるかもしれません。

これからの世界を生き抜くにはITテック企業の上手な付き合い方と食料生産、健康維持くらいが必要だと思います。

そういうのを義務教育で教えたらいいと思います。



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