天変地異があっても休めない仕事
電車が遅延するとちゃんと走っているのに遅延した分だけ遅れても遅刻扱いにならずに許してもらえる国、それが日本です。
電車が会社の就業規則や出社判断よりも優先されるというのが会社員という仕事です。
これにはお客さんとなる会社が営業している限りは休めないという連鎖方式です。
連鎖してつながっているからこうなります。
仕事は極力自動化はされないようにして会社員が人力で訪問して対応していくようにして人件費が必要なようにしています。
こうしないと日本の会社員というビジネスモデルは崩壊してしまうかもしれません。
そういう特殊な事情があるため、合理的ではない判断だと言われても電車が動いている限りは出勤しないといけません。
これを事情が分からない人たちが日本の会社は駄目だといっているわけですが、そもそも事情が違うということを忘れてはいけません。
ところで今回の首都直撃型台風の場合はJRや私鉄が前日から翌朝の出勤時の通勤ラッシュの時間帯を全部運休にしたからです。
途中で電車が止まって振替輸送、事故が起きても補償となり、とにかく鉄道会社は電車が停まると損害が大きくなるはずです。
営業を半日休んでも定期代を返せとは言われませんし、首都圏中の会社員の人件費を払えとも言われません。
それが怖くて天変地異が起きていても電車は運行されていましたが、もう、誰も文句は言わないということにすれば鉄道会社が一斉にお休みにすれば会社員は一網打尽に休業とすることができます。
これはいいシステムだと思います。
しかし、医療現場で働く方はそうはいきません。
臨機応変に対応します。入院患者さん、夜勤明けの交代など、、休めないものは休めません。
本当に大変ですが、仕事には事情というものがあります。
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