オフィス面積の削減が目標でリモートワーク推奨がリストラに?
普通に考えればの話ですが、つまり、本当はそういう意味で伝えたいわけじゃないけど表現者を通すと結果的にこうなったという前提ですが、
例えば、
「オフィスの面積を半分にする!」
「リモートワークを徹底的に社員に適用させる!」
という会社があったとします。
ここでじわじわと考えてしまうものがあります。
最初の数分は
「リモートワークできてよかったね。ついでにオフィス賃料も安くなってラッキーじゃん。」
と考えると思います。
さらにしばらくすると、
他社は
「原則的に社員の60%をリモートワークにしてオフィスに人が密にならないようにする」
とか、
「全社員、無期限リモートワークを許可する」
というものであったりすることに気がつくわけです。
どこにも
「オフィス面積削減」なんて言ってるところはありません。
ここで気が付きます。
全社員が出社する日にはオフィスの面積が半分になったら今までの2倍の密になる!
ということになります。
だいたいの小学生にも理解しやすいかと思います。
おそらく優秀な社員さんは若手も含めて理解されていると思いますが、
つまり、
「なんらコロナ対策になっていないのでは?」
という疑問が湧き上がるわけです。
たぶん、オフィスの1つのフロアで全社員が一斉に出社する日なんてないし、事前に申請か何をしてバッティングしないようにするんだろう??
と思うかもしれません。
それに面積半分にしたのに椅子や机だけは残しておくとかするわけもないでしょう。
おそらく、日本の大企業などではもうコスト削減が極まっていて、
いまや限界まで詰め込んでいるはずです。
もうこれ以上は密にできないはずです。
そうなんだ??
ならば、本当の模範解答は
「今の面積のままで机や椅子を半分にして密にならないようにする!社員はリモートワークを活用して会社の椅子が塞がらないように働く」
が正解です。
ではないでしょうか?
相変わらず、言葉巧みにうまい表現を使っているなと感心させられます。
本当はもっといいことをしたいのだと思いますが、不本意ながら本来の意図とは違って悪いいみに誤解されているだけだと思いたいところです。
ほんとうに誤解だとしても働いている人のモチベは大ダメージかもしれません。
こういうのが狙いだったのかもしれません。
いずにしてもこういう業界は社員が会社にいる事自体が赤字ですのでできるだけ正社員を減らしたいものです。
社員を半分になるまで退職をすすめるといえば、法的にも問題でしょう。
労働組合もあるでしょう。
そして高齢者ほど労働組合もないのに居座りやすかったりします。
こういうことが若手の競争力を下げていくのでしょう。
逆に言うとこういうジャンルのビジネスはこれから新規参入組が有利になるわけです。
新規というかすでにある小回りの聞く中小企業が有利でしょう。
ぜひとも狙ってみてください。
オフィスワークってITを使って何百倍も効率化するのが醍醐味ですから、コンピューティングを駆使すれば一人で10000人分のしごとをすることもできてしまいます。
こんなわけで数がいればいいのは時代錯誤ということもあって、、、
昔の製造業ならいざしれず。
内需拡大で今後メーカーが盛り返しそうではありますが、だいたい外資になっているような傾向があります。
どうしましょう?
なぜ?
日本で歴史のある有数の大企業がこなごなに分解されていくように壊滅的な状態になるのでしょうか?
こんな中にいるのはとてもきついわけです。
これを外部からどうこうっていうことはできません。
そして人は移動できます。
といっても、経済も、コロナも、貿易も、、、、
全てが逆風です。
あと3年くらいは変わりはないでしょう。。
っておい!
終わってるじゃないかということです。
つまり、これをカウントダウンが始まったと感じるか、
リモート勤務ラッキーと感じるか?
それは自分の解釈次第だと思います。
逃げるも地獄、残るも地獄?
逃げるも天国、残るも天国?
いやどっちも現実世界じゃないですね。
思わず現実逃避したくなってしまうそんな状況だと思います。
コロナで経営危機になった会社は数多くあるはずです。
ただ、オフィスワークの会社が駄目になるのってなにか違う気がするんです。
同じジャンルの会社はいくつかあるわけです。
もし、他の会社が残っていてある会社が駄目になっていくのであればそれはその会社が何らかの理由により壊滅的な状況となっていって衰退していったのだと思います。
そこは見守っていきたいと思います。