オフィスワーカーが肩書が付いて給料が上がったのに素直によかったねと思えない事情
これは徳川幕府のお役人においてもそうですが、自分が稼いだお金が還元されてご俸給となるわけではないのがポイントです。
ほんとうに自営業の人が、アルバイトの人が今月はこれだけやったから、何万円UPだ!というのは実に素直に良かったじゃん、というか、凄いじゃん!って思います。
アルバイトの時給が10円上がったら嬉しい?
それはでも、まじで自分の才能が認められたことになるわけで嬉しさはあるわけです。
それよりかは自分が売った分だけ儲かる!これこそが報酬の喜びでしょう。
そうでない場合、人員枠が空いたからそのポジションに入って自動的に昇給というパタンは、現役時代から年金制度にしてほしいと思う身としては、民間企業のサラリーマンが公務員と同じ考え方でそれを受け入れていたら危ない!ということです。
日本では親会社、子会社といい、学歴、就職難易度が違います。
ですから、子会社へ転籍といわれると、凄い島流しの刑を言い渡された気分になりますし、逆に親会社に合併されたということで同じ名刺が使えるということで自尊心が上がったりします。
よくある派遣会社の人が派遣先に就職できたとか、派遣の名刺を渡してきたりとか、、
そういう概念ってありますが、全くの無駄です。
そういう組織内でのアイデンティティって、公務員以外では意味がないものなのです。法的に守られていない。
一応は正社員かどうかというのはありますが、その気になれば全員解雇となりますし、円を発行できる権力を持った公務員以外がそんな組織でのポジションで安定だと満足していたら、駄目です。
だから、サラリーマンが出世で給与が上がったというのに喜べないのです。
逆に、歩合制、がんばったボーナスとかは、やったね。すごいじゃん。と褒めてあがるべきです。